国際多元文化専攻の講義題目 日本言語文化専攻の講義題目 メディアプロフェッショナルコースの講義題目 文系大学院開放科目

 

英語高度専門職業人コース

2016年度前期シラバス)

 

[2016年度後期シラバス]

 


A

国際多元文化特殊講義Ia
(今期は開講しない)

国際多元文化特殊講義IIa
副題:文化研究の方法論を学ぶ──検閲をキーワードとして
担当教員:上原 早苗
開講時限:木曜5限
教室:北棟107
◇目的・ねらい:
1) 文化研究の方法論の基礎的理解力を養う。2) 授業で学んだ批評の枠組みを実際に使用しながら検閲の事例を分析することで、方法論を用いる応用力を養う。
◇履修条件等:
授業で配付されたプリント(日本語・英語)を丁寧に予習・復習すること。後期開講の「国際多元文化特殊講義IIb」を続けて履修することが望ましい。
◇授業内容:
この授業では、文化研究に必要とされる方法論についての講義・演習を行う。具体的には、古典的マルクス主義的分析を起点とし、権力論、イデオロギー研究、セクシュアリティ研究、脱構築などの流れを概観し、実際に方法論を用いながら検閲に関する文献を読み解いてゆく。
またこの授業では、批評の枠組みに関する講義・演習と平行しつつ、検閲についても取り上げる。検閲は、時空間を越えて様々な形態をとりながら姿を顕わす事象であり、私たちにとって身近な問題だと言えるが、なかなか「厄介な」問題を孕んでいる。それは一つには、検閲は表現(の自由)と必ずしも対立関係にないからであり、時として両者は循環関係にあるからである。この授業では、一見明確でありながらその実捉えどころのない検閲について、受講者とともに考えてみたい。
授業の展開は以下のとおりである。
1 導入——検閲とは何か
2 文化研究の方法論(1) マルクス主義的二元論では、なぜ検閲という制度は議論できないのか
3 文化研究の方法論(2) フーコーの権力論の可能性と限界
4 文化研究の方法論(3) 脱構築の可能性と限界
5 検閲再考
なお、授業の進め方としては、講義を行うだけでなく、受講者のレポートの作成・発表、討論を通じて、より大きな成果をあげてゆきたい。この授業の受講者として念頭にあるのは、検閲を始め様々な社会制度のありように興味のある学生、あるいは文化研究の方法論を学びたいと思っている学生だが、知的好奇心のある「勤勉な」学生であれば、誰でも受講することを歓迎する。
◇成績評価の方法:
授業への貢献度(50%、注意事項(2)を参照のこと)、レポート(50%)
◇教科書:
初回の授業で指定されたウェッブ・サイトから電子テクストをダウンロードし、プリントアウトしたものを使う。使用するものは以下のとおり。
Thomas Hardy, Tess of the d’Urbervilles (London: Macmillan, 1912), Chapters 11-12.
Michelle Foucault, The History of Sexuality (Penguin, 1990), Chapters 1-2.
Barbara Johnson, ‘The Frame of Reference: Poe, Lacan, Derrida’. Yale French Studies 55/56 (1977), 457-505.
アラン・ポー「盗まれた手紙」(どの版でも可)
ミシェル・フーコ『性の歴史 知への意志』(新潮社、1986)、第1章・第2章
◇参考書:
池田潔『自由と規律』(岩波新書)
◇注意事項:
1) 本授業は「ヨーロッパ文化分析批評論a」との合併授業である。 2) 討論の時間が多くあるので、積極的に意見を述べることかが期待される。3) 受講を検討しているが初回の授業に出席できない場合は、予め担当教員に相談すること。4) オフィスアワー:随時。ただしメールにて面談の予約をとること。

国際多元文化特殊講義IIIa
副題:フェミニズム理論
担当教員:松下 千雅子
開講時限:木曜3限
教室:北棟105
◇目的・ねらい:
この授業の目的・ねらいは、以下の通り。(1)ジェンダーとセクシュアリティに関する批評理論についての基礎的な理解力を習得する。(2)批評理論を映像・文学を含めた様々なテクストの分析に用いる応用力を養う。(3)理論に基づきテクストに対して独自の解釈を行い、学術的討論を通して、自分の解釈を表現する実践力を身につける。
◇授業内容:
授業では最初にフェミニズムの基礎的文献を読み、現代的意義を検討する。次にフェミニズム理論が脱構築を経てクィア理論へと理論的に発展していくプロセスを概観する。最後に受講者が自分でテクストを選び、理論に基づきフェミニスト的解釈を行う。扱う内容は以下のとおり。
1.リベラル・フェミニズム
2.ラディカル・フェミニズム
3.マルクス主義フェミニズム
4.エコロジカル・フェミニズム
5.フレンチ・フェミニズム
6.脱構築フェミニズム
◇成績評価の方法:
評価は、課題(読書報告・レポート)および出席点による。先行研究のまとめ30%(批評/レビュー)、授業最終時に提出してもらうレポート(テクスト分析/批評実践)を40%。さらに、授業中の積極的な発言や討論への参加度を30%程度として加味し、総合的に評価する。
◇教科書・参考書等:
授業時に指示またはプリント配布する。教材には以下の文献からの抜粋が含まれる。
ベティ・フリーダン『新しい女の創造』
ケイト・ミレット『性の政治学』
リディア・サージェント『マルクス主義とフェミニズムの不幸な結婚』
リュス・イリガライ『ひとつではない女の性』
ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』
◇注意事項: 特になし
オフィスアワー: 火曜日正午〜午後1時(メールなどで事前に予約すること)

国際多元文化特殊講義IVa
副題:アメリカ文学史概観(3)
担当教員:長畑 明利
開講時限:月曜6限
教室:文総609
◇目的・ねらい:
 この授業の目的・ねらいは主として次の3点である。1. ヨーロッパ人の入植以前の時代から植民地時代、建国期を経て、19世紀にいたるアメリカ文学史についての理解を深める。また、種々の文学史上の重要項目に関連するテクストの実際を知る。2. その過程で、自分なりの(学術的な)問いを見いだす。また、自分が得た問いをより大きな知的文脈に置いて吟味する。3. 文学・文化の研究に必要なリサーチの方法について学ぶ。また、1次資料、学術論文の読解に資する高度な英文読解力を涵養し、学術論文執筆に必要となるライティングのスキルを身につける。(特に、作品を正確に読む力をつけることを重視する。)
◇履修条件等:
 基礎的な英語読解力を有すること、学習に対する意欲、積極性を有することを履修の条件とする。後期同時限に開講される「国際多元文化特殊講義IVb」と連続して受講することが望ましい。関連科目として、「英語表現演習 IIIa」、「英語表現技術演習 a」、「英語学術論文演習a」を挙げておくが、英米文学・文化に関する他の授業も受講するとよい。
◇講義内容:
 前後期を通じ、ヨーロッパ人の入植以前の時代から19世紀半ばにいたるアメリカ文学の作品のいくつかを年代順に読み、文学史を概観する。 a(前期)、b(後期)ともに、 教科書として Nina Baym, et al., ed., The Norton Anthology of American Literature, Vol. 1: Beginnings to 1865 (Shorter Eighth Edition)を用いる。(目次 → http://media.wwnorton.com/cms/contents/NAAL8S_TOC.pdf
 a(前期)においては、教科書に従い、19世紀前半までの文学作品を扱う。作品は網羅的に扱うのではなく、適宜取捨選択する。(取りあげる作品については、授業HPに示す。)
 毎週の授業は報告形式で行う。授業用のメーリングリストを作成するので、その週の担当者は、授業前日の午後5時までに、担当する作品についてのポジション・ペーパーを投稿する。受講者は作品に加え、担当者のポジション・ペーパーを読んだ上で授業に望む。授業では、担当者が作品の紹介および自身のポジションについての解説を行った上で、担当作品の任意の箇所の英文和訳および議論を行う。
 各回の課題については、別途授業用ウェブページに載せる。上記文学史に収録された作品を取捨選択する予定だが、授業で扱わない作品も各自で読むことが求められる。
 学期中および学期末に、自分で選んだ作品それぞれ1点について論じる口頭発表をしてもらう。トピックは各受講生と教員とで相談して決める。また、期末レポート1点(英文)を課す。
◇成績評価の方法:
 基礎的な英語力を有することを単位取得の条件とする。そのうえで、授業点30%、中間発表30%、期末発表+期末レポート40%。欠席3回で単位放棄とみなす。また、遅刻2回で欠席1回分とする。
◇教科書:
・Nina Baym, et al., ed., The Norton Anthology of American Literature, Vol. 1: Beginnings to 1865 (Shorter Eighth Edition) (Norton, 2012) [ISBN: 978-0393918861]。各自で用意すること。
◇参考書:
・Greil Marcus and Werner Sollors, ed., A New Literary History of America
・Emory Elliot, et al., ed. Columbia Literary History of the United States
・渡辺利雄『講義アメリカ文学史』(全3巻+補遺)
・平石貴樹『アメリカ文学史』
・亀井俊介『アメリカ文学史』(全3巻)
・その他、授業HPもしくはMLにて紹介する。
◇注意事項:
・授業関連の連絡は、授業HPもしくはMLにて行う。
・授業HPは次の通り:http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures16/amcul16/amcul16a.html
・Office hour: By appointment. Contact the instructor by email.
・本授業はアメリカ言語文化講座開講の「アメリカ文学・文化IIa」との合併授業である。

国際多元文化演習a
副題:ドラマ/パフォーマンス研究入門
担当教員:村主 幸一
開講時限:金曜5限(受講生と相談し変更の可能性あり)
教室:北棟107
◇目的・ねらい:
T ドラマの特性を捉える能力を訓練する
1)研究書を輪読することによって、演劇テキスト読解に関する「基礎的な理解力」を養う。今学期は、文化と解釈との問題に焦点を当てる。劇は、特定の文化の中で、特定の劇場で、特定の役者たちによって、特定の観客に向けて上演される。また劇作家は上演の諸条件を考慮して作品を書く。台本を読んでいるだけだと気づきにくい、これらの要素に対する感受性を養う。また、そこにどのような問題があるのかを認識する。また、作品の意味が諸々の要素によって作られる点についても認識を深める。ここでのテキストは、Simon Shepherd and Mick Wallis, Studying Plays, 3rd ed. (London: Bloomsbury Academic, 2010), Ch. 7: "culture and interpretation"。

Ch. 7: "culture and interpretation"
<Writers> 172
The house dramatist 172
The play gets printed 173
The independent author 173
<Location> 174
Where the venue is 175
What the venue is 175
What sort of place is it? 176
What are Its Internal arrangements? 176
What does 'going to the theatre' feel like? 177
Examples 178--Medieval, Renaissance, Nineteenth century
<Performers> 180
Performers and society 180
Lawyers 180
Prostitutes 181
Outsiders 181
Performers as stars 182
What do we think actors do? 184
Examples 185--Medieval, Renaissance, Nineteenth century
<Audiences> 187
The audience·s view of itself 187
The occasion of watching 188
Declaring an interest 189
Creating unity 190
Creating disunity
Cultural competence 191
Genre 191
Critical approaches 193
Character analysis 193
Image analysis 194
Reader-response criticism 195
Historical and cultural approaches 196
<Interpretation> 198
Value judgements 198
Learning not to ask what it means 199
Two simple, and better, questions 200
Producing culture 200

2)演劇作品を議論することによって「応用力」を養う。議論する作品はシェイクスピア作『ヴェニスの商人』と『真夏の世の夢』。(後期開講のドラマ研究概論b/国際多元文化演習bでは、『十二夜』と『冬物語』を予定)

U 英語論文を読む力をつけるための訓練をする
この読みの力は研究にとても役立ちます。英語ができるから英語論文が読んで理解できるかというとなかなか困難のようだと、これも学生諸君を見ていて思います。あなたはご自分のリサーチを日本語文献の範囲に、また母語文献の範囲に限定しようとしていますか。英語文献をリサーチしないでおいて、先行研究はないと豪語している学生も見かけます。とても残念だし、もったいないです。少し英語文献を覗いてみると、すぐに今まで知らなかった理論やアプローチが見つかることが多いからです。目指すのは研究ツールとして不可欠な英文読解の応用力と実践力を養成することです。
◇履修条件等:
とくになし。
◇講義内容:
授業の目的T(ドラマの特性を捉える能力を訓練する)について:
1)Simon Shepherd and Mick Wallis, Studying Plays, 3rd ed. (London: Bloomsbury Academic, 2010), Ch. 7: "culture and interpretation"(主に前半)を、輪読形式で議論の要点を捉えながら読み進めます。授業での課題は、当番を決め、その日に読み進んだテキストの要約(日本語)を作ってもらい、それを教員が加筆修正し、受講者全員にメール配布し、その日のテキストの内容理解を確認しながら進むという方法を取ります。受講生による解説の足りないところは教員が助け補いますので、英語が苦手な人も尻込みすることはありません。
2)前期では2つの演劇作品を取り上げディスカッションします。参加者にこれらの演劇作品について前もって「質問文」を作成していただき、集まった「質問文」を土台にして議論します。
「質問文」作成に当たっては次の諸点に注意します。問いの焦点が絞れていること、かつ、作品についての自分自身の読み(情報、観察、感想など)が含まれていること。そのためには、ドラマというメディアの特性(脚本、役者、観客などの要素)に注意を払うこと、読み進めるなかで刻々と変化してゆく作品の印象を大切にすること(観客の視点、経験の重視)、作品の部分と部分の間の相互関係に注意を払うこと(構成)、自分がこれまでに読んだり観たりした芸術作品との連想にこだわってみること(間テキスト性)、他のクラスで学んだ理論を応用してみること。
私のHP(「演劇作品について具体的に考える」の項目)に過去の質問文の自作例を載せているので、参考にして下さい。http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~muranush/index.html
3)ビデオ鑑賞。上記1)と2)以外のときに。1学期に1〜2回、鑑賞体験をもとに作品について議論します。

授業の目的U(英語論文を読む力をつけるための訓練をする)について:
上に述べた Studying Plays の輪読作業を通し、この目的を追求します。中等教育までの英語学習と言えば、主に語彙・熟語・文法・構文などが主な学習項目でしたが、研究生活に入った諸君にとって重要となってくるのは、(英文)テキストの議論を理解する力です。そのためには段落ごとの鍵語を見抜くことが必要です。議論は鍵語を用いながら展開されてゆくからです。教員が発する質問に対して応答するなかで、テキストの内容を把握する力を訓練します。
◇成績評価の方法:
授業への参加(課題・提出物を含む)(50%)と学期末レポート(50%)。学期末レポートが未提出の人の評価は「欠席」とする。
◇教科書:
・『ヴェニスの商人』と『真夏の世の夢』(各自で購入か図書館蔵書利用)。英語版でも、翻訳でもよい(日本語訳以外でもOK)。日本語訳には、松岡和子訳(ちくま文庫)、小田島雄二訳(白水Uブックス)などがある。
・Simon Shepherd and Mick Wallis, Studying Plays, 3rd ed. (London: Bloomsbury Academic, 2010), Ch. 7: "culture and interpretation"(各自で複写)
◇参考書:
(以下の他には、Simon Shepherd and Mick Wallis, Studying Plays の Bibliography を参照)
・村主幸一『シェイクスピアと身体 危機的ローマの舞台化』(人文書院、2013)
・オリヴァー・タプリン『ギリシア悲劇を上演する』岩谷智・太田耕人訳(リブロポート、1991)
・マーティン・エスリン『ドラマを解剖する』山内登美雄訳(紀伊国屋書店、1978)
・鈴木忠志・中村雄二郎『劇的言語』(白水社、1977)
・鈴木忠志『演劇とは何か』(岩波新書、1988)
・Phillip B. Zarrilli, Bruce McConachie, Gary Jay Williams, and Carol Fisher Sorgenfrei, Theatre Histories: An Introduction, ed. Gary Jay Williams (New York and London: Routledge, 2006)
Dramatic Theory and Criticism, ed. Bernard Frank Dukore and B. F. Dukore (New York: Holt, Rinehart and Winston, 1997)
Theories of the Theatre: A Historical and Critical Survey, from the Greeks to the Present by Marvin Carlson, expanded edition (Cornell Univ. Press, 1993)
Theatre/Theory/Theatre: The Major Critical Texts from Aristotle and Zeami to Soyinka and Havel, ed. Daniel Gerould (New York: Applause, 2003)
・Mark Fortier, Theory/Theatre: An Introduction, 2nd edition (London and New York: Routledge, 2002)
Critical Theory and Performance, revised and enlarged edition, ed. Janelle G. Reinelt and Joseph R. Roach (Ann Arbor: Univ. of Michigan Press, 2007)
Performance: Critical Concepts in Literary and Cultural Studies, ed. Philip Auslander (London and New York: Routledge, 2003), 4 vols.
Modern Drama: Critical Concepts in Literary and Cultural Studies, ed. Martin Puchner (London: Routledge, 2008), 4 vols,
European Theatre Performance Practice (Surrey: Ashgate, 2014), 4 vols.
◇注意事項:
・前後期の両方を受講することを強く勧めます。
・私のHPのなかの「大学院生のためページ」に、必要な資料を掲載するので適宜、参照のこと。http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~muranush/index.html
・面談希望の方には、相談の上で日時を決めさせていただきます。


B


情報システム基礎演習a
担当教員:小松 雅宏
開講時限:水曜4限
教室:CALL2
◇講義目的:
この演習では、膨大な電子化された文書等のデータから必要な情報を取り出す為にプログラムによる基礎的なデータ処理を学ぶ。最低限の電子データ(特に文書データ)処理を自力で行うための実践的な技量の習得を目的とする。
◇授業内容:
 PERLというコンピュータのプログラム言語を用いて基礎的なプログラミングの演習を行いつつ、プログラミングの考え方や言語処理への応用の基本的知識を習得する。
 プログラミング言語PERLはプログラミング言語の習得において非常にわかりやすく、特に文字列処理や言語処理に向いた言語の一つとして広く用いられている。プラットフォーム(UNIX, Windows, Mac)への依存性が低く幅広いPC環境で利用可能である。演習はプログラミング言語の習得を目的とし、プログラミングの基礎として、ループ、条件判断、配列、PERLの優れた特徴である連想記憶配列、文字列処理の応用としての正規表現、置換といったことを習得する。 英文テキストデータからのコンコーダンスの作成をめざす。

  1. Perlプログラミングの基礎 (変数、ループ、条件分岐、配列、データ入出力)
  2. 文字列操作 (結合、分割、置換、正規表現)
  3. 配列・連想記憶配列(ハッシュ)の応用(2次元配列)
  4. 高度な制御構文、サブルーチン
  5. ハッシュの応用
  6. コンコーダンス作成

◇教科書・参考文献:
深沢千尋著『すぐわかる Perl』、技術評論社、ISBN4-7741-0817-0:他
◇成績評価方法・基準:
演習の授業のため、出席状況と毎回の授業で作成したプログラムの評価により成績を決める。
◇履修要件・関連する授業:
特に必須条件は無いが、キーボード入力に抵抗が無いことが望ましい。
◇授業についての問い合わせ:
メールでの質問などはつねに受け付けます。オフィスアワーは、水曜3限です。連絡先:komatsu@nagoya-u.jp 国際言語文化研究科棟2階201号室

マルチメディア技術演習a
担当教員:後藤 明史
開講時限:月曜3限
教室:工 スタジオ
◇目的・ねらい: 
ビデオ教材制作等に必要な基礎的なデジタルスキルを身につけることを目標とします。マルチメディアの基本的な要素である映像について、映像番組などを制作することを通して、映像メディアコンテンツの制作能力を習得する。コンテンツ制作に必要なビデオ、コンピュータ関連の知識を獲得し、企画、取材、撮影、編集を行い番組等を制作します。
◇講義内容:
1.インタビュー番組の制作を通して、ビデオカメラによる撮影、編集システムによるビデオ編集等の一通りの技術を習得します。
2.デジタルメディアの特徴について理解します。
3.人文社会系の研究活動への情報メディア環境の活用について、具体的に習得します。
4.ビデオ作品の制作をする。企画構成、取材、ロケーション、ビデオ編集、演出、スタジオ収録、インターネットによる公開まで行うことを課題とする。番組のテーマ設定に始まり制作のすべては受講生の主導で行います。
過去には以下のような番組を制作しました。
「名古屋は本当に元気か?」
「東海地震 そのとき外国人は ―情報弱者への災害対策―」
「名古屋嬢―その今日的意義」
これらの作品を事前に視聴したい場合は担当教員に連絡を下さい。
◇教科書、参考書等:
教科書は使用しません。参考書は授業で紹介します。
◇成績評価の方法:
履修取り下げ制度を採用します。授業への取り組み方(50%)、提出課題で評価を行う(50%)。
◇履修条件・関連する授業等
内容は後期に開講されるマルチメディア技術演習bに連続しますが、前期のみの受講も可能です。
◇授業についての問い合わせ:
メールでの質問などは常に受け付けます。オフィスアワーは随時です。メール等であらかじめ連絡を取って下さい。連絡先:goto@media.nagoya-u.ac.jp 全学教育棟北館2階201

eラーニング技術演習a
担当教員:尾関 修治
開講時限:火曜3限
教室:北棟309
◇目的・ねらい:
英語教育をはじめとした教育現場でコンピュータとネットワーク(ICT)をいかに教育支援に活用するかを学ぶ。単に利用のテクニックや開発手法だけでなく、ICTの活用が教育にどのような意味を持つのかについても議論する。特に学習者相互のコミュニケーション活動の支援と英語eラーニング教材作成の実際を学ぶ。
◇履修条件等:
コンピュータとインターネット利用に関して一般的な技能が必要。
◇講義内容:
〔概要〕
以下の内容をそれぞれ1回ないし数回の授業で取り上げ演習する:
・ICT利用教育とは何か
・CALL教室の設計と運用
・ネットワークを活用したコミュニケーション教育の事例:eメールの利用;web掲示板等を利用したコミュニケーション;ブログやフォーラムによるライティング学習;チャット、MOOなどによる同時的コミュニケーション
・授業用サイト運用の実際
・英語eラーニング開発ツールの利用と教材試作
予定されるレポート課題の例:学習用webサイトとeラーニング教材の制作とそれを利用した外国語学習授業の立案
〔授業方法および計画〕
1) ICT利用教育とは何か。ICT利用教育に求められるものとその実装
2) CALL教室の設計・運用、利用の実際
3) ネットワークを利用した英語コミュニケーションの事例
4) Web教材作成ツールを利用した英語eラーニング教材の作成
5) 自作eラーニング教材の公開と成績記録の利用
6) 課題発表・講評とまとめ
◇成績評価の方法:
開発や議論を重ねることで自分のアイデアをどのように発展させていったかというプロセスを重視して評価する。したがって、レポート以外にも講義期間を通して授業サイト上のWiki等に記述したメモや課題が直接的な評価の対象となる。
◇教科書・参考書等:
・『インターネットを生かした英語教育』 杉本卓・朝尾幸次郎 (大修館書店)
・『インターネット時代の英語教育』Mark Warschauer et al. 古谷千里他訳.ピアソン・エデュケーション
その他、関連論文を配布する。
◇注意事項:
面談・個人指導は随時行うのでメール等でアポイントをとること。

言語統計学a
(今期は開講しない。)

言語科学演習a
担当教員:村尾 玲美
開講時限:木曜3限
教室:文総623
◇目的・ねらい:
ひとが母語や第二言語の音声を聞いて理解するとき、頭の中ではどのような処理がなされているのだろうか。この授業では主に英語を母語とする音声処理と、英語を第二言語とする音声処理がどのように行われているかについて学ぶ。授業の到達目標は以下の3点である。
1)母語と第二言語としての英語の音声を処理する過程で生ずる現象について理解する。
2)音声単語認識の過程を明らかにする実験手法について理解する。
3)音声言語認識研究における理論を理解する。
◇授業内容:
授業では、以下の内容についてとりあげる。各回のテーマについて教員がスライドを見せながら話題を提供し、学生に意見を求めながら進めるため、積極的な参加態度が必要である。授業の冒頭では毎回、前回の内容の復習として、キーコンセプトに関するクイズを出題する。
1)音声言語処理において、どのような側面が言語普遍的で、どのような側面が言語特有か
2)音声単語認識において、単語の強勢はどのような働きをするか
3)文字と音声の処理の違いとは
4)様々な単語のカテゴリー分けについて
5)単語認識の過程を調べるにはどのような実験方法があるか
6)語彙表象と語彙の活性化について
7)単語をどのように分節化するか
8)不的確な単語をどう排除するか
9)「可能な語の制約」とはどの程度普遍的な制約なのか
10)単語の予測可能性について
11)音声単語の可塑性について
◇成績評価の方法:
授業への参加態度、小テスト、定期試験により総合的に評価する。
◇教科書:
授業で扱う資料は適宜コピーを配布する。
◇参考文献:
Anne Cutler (2012). Native Listening. Language experience and the recognition of spoken words. The MIT Press.
◇授業についての問い合わせ
メールでの質問は常に受け付けます。面談についてはメールで問い合わせてください。


C

翻訳技術演習Ia
副題:コリンズとディケンズを通して見る中期ヴィクトリア朝の時代精神と社会風潮
担当教員:松岡 光治
開講時限:火曜4限
教室:文総623
◇講義目的
英国ヴィクトリア朝中期(1851-73)の都市文化を研究する一次資料として小説を使い、研究に必要な調査力、読解力、分析力、想像力、発表力、修正力を強化する。具体的には、英語文献の精読と関連文献の渉猟によって、当時の時代精神と社会風潮の表層的な現象を理解するための基礎力、そして個別の都市文化の深層に隠れた真相を読み取るための実践力の養成を目的とする。同時に、小説の原書の輪読を通して英語読解力の基礎を固め、将来高校や大学レヴェルの英語教員になるために必要な文法と構文の実践的な運用能力の養成も目指す。さらに、人口に膾炙した問題でも、新たな解釈ができるような独自の視点の発見に努める。
◇履修条件等:
授業で扱うテキストは比較的難易度の高い英語の小説であるから、時間をかけて文法と前後関係を押さえる予習が必要となる。また、担当以外の箇所も真摯に予習する義務が課される。この授業に続けて後期開講の「翻訳技術演習Ib」を受講することが望ましい。
◇授業内容
ヴィクトリア朝の小説家(特にディケンズ、ギャスケル、コリンズ、ギッシング)の作品には、当時の人々が都市に対して抱いていたアンビヴァレンスをイメージ化した言説が充満している。ヴィクトリア朝の都市は、単なる背景を提供する場ではなく、綺羅星のように光かがやくと同時に、悪夢のように恐ろしい空間であった。都市の繁栄の裏面にあるスラム街、貧困、犯罪、売春、アヘン中毒などは、そうした都市空間の脆弱さを表象したものだと言える。授業では、このように近代人の意識が捉えた都市のイメージをできるだけ多くの点から考察する。今回はWilkie CollinsとCharles Dickens の合作 The Lazy Tour of Two Idle Apprentices をテキストとして使用する。二人は1857年8月にイングランド北部を一緒に旅行し、それに基づく合作を1857年10月に5回に分けて Household Wordsで発表した。二人の徒弟の名前(Francis Goodchild はディケンズ、Thomas Idle はコリンズ)はホガースの版画「勤勉と怠惰(Industry and Idleness)」から採られている。この作品における徒弟たちの描写を通して、産業革命後の社会システムを支えた自由放任主義と自助の精神の功罪、そしてイングランド人の伝統と国民性の実態とその問題点について考える。
a. 初回の授業では、教員がコリンズとディケンズの生涯、彼らが活躍した当時のイングランド、ヴィクトリア朝が大好況期を迎えた1850 年代の時代精神と社会風潮を概説し、作品の冒頭部分の翻訳と注釈および鍵語の解説を行う。そのあと、次週からの担当者を割り振り、順番を決める。
b. 担当者は、担当箇所の英文を文法、前後関係、内容語のイメージの各方面から精読し、日本語の翻訳を推敲し、語句注、鍵語解説、関連画像を入れたワード文書を作成し、担当時に教員と他の受講者に配布する。担当しない受講者も必ず毎週予習をし、質問とコメントを準備しておくこと。
c. 授業では、担当者がテキストの音読と翻訳をし、その他の解説を加え、随時、教員と他の
受講者が質問とコメントを投げかけながら、作者の意図や当時の時代精神と社会風潮について議論する。同時に、教員がいかにして英文を達意の日本文に翻訳するか、その技術を指導していく。
d. 専用のメーリング・リスト(urban@lang.nagoya-u.ac.jp)が開設してあるので、授業時間以外でも、積極的に質疑応答を行う。
e. 最終回は、精読したテキストの内容を踏まえ、イングランド人の伝統と国民性に対するコリンズとディケンズの考えについて全員で議論し、それぞれ結論を導き出す。
f. 各自が担当した箇所の翻訳その他の配布資料については、授業での質疑応答を踏まえて加筆修正し、学期末レポートとして提出する。
◇成績評価方法・基準
担当箇所の発表(50%)、質疑応答への参加(20%)、学期末のレポート(30%)。
◇教科書:
初回の授業で指定されたウェブ・サイトから電子テキストをダウンロードし、プリントアウ
トしたものを使う。
使用テキスト:Wilkie Collins & Charles Dickens, The Lazy Tour of Two Idle Apprentices.
http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/urban/dickens&collins-tour.docx
◇参考文献
Graham Law and Andrew Maunder, Wilkie Collins: A Literary Life (Palgrave Macmillan, 2008)
松岡光治(編)『ディケンズ文学における暴力とその変奏』(大阪教育図書、2012 年)
その他のコリンズとディケンズ関係の参考資料はすべて担当教員が管理するウェブ・サイトにある。
http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/Collins.html
http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/Dickens.html
◇履修要件・関連する授業
授業で扱うテキストは比較的難易度の高い英語の小説であるから、時間をかけて文法と前後関係を押さえる予習が必要となる。また、担当以外の箇所も真摯に予習する義務が課される。この授業に続けて後期開講の「翻訳技術演習Ib」を受講することが望ましい。
◇注意事項:
正当な理由があれば授業の欠席を許可するが、担当箇所は事前にメーリングリストに流すこと。

翻訳技術演習IIa
担当教員:中西 須美
開講時限:木曜2限
教室:文総623
◇目的・ねらい:
現代国際社会における高度専門職業としての翻訳に必要な技術の習得を目的とします。単なる英文和訳にとどまらず、プロフェッショナルな翻訳技術についての知見を広め、将来、みなさんが実務翻訳にたずさわるための基礎力を養い、実践力を身につけるために、次のような能力の向上を目標とします。
1. 多様な文体の英語原文を一定の時間内に正確に日本語へ翻訳すること。
2. 作成した翻訳文について発表し、注目すべきポイントを解説すること。
3. 他者の作成した翻訳文について適切な批評をすること。
◇授業内容:
この授業では主に、英語から日本語への翻訳演習を行います。使用する翻訳課題は、フィクション、ノンフィクション、映画のスクリプト、歌詞、広告コピー、商品解説、マニュアル、技術資料など、おもにウェブから選定します。出版翻訳や産業翻訳を視野に入れ、さまざまな文体の日本語訳に挑戦します。授業は以下のように進めます。
1. 演習形式であるため、翻訳を相互に発表し、全員で意見を述べあうことを重視します。授業中に発言が無い/少ない場合は減点対象になります。
2. 初回の授業では、短い英語原文を読み、一定の時間内に翻訳します。英和辞書または辞書機能のある電子機器を持参してください。しあがった翻訳文を比較検討しながら、全員でディスカッションをおこないます。
3. 第2回以降の課題と授業計画については、初回の授業で説明します。
◇教科書・参考書:
教科書は特にありませんが、参考書は必要に応じて授業中に紹介します。
◇授業期間中の課題・宿題等:
原則として、翌週の授業までに課題の翻訳をしあげ、レジュメを作成し、授業時に発表して質疑応答をおこないます。受講者の人数によっては、2回に分けることもあり、その場合は翌々週の発表になることもあります。
◇成績評価方法・基準:
1. 演習への積極性(出席・無断欠席をしないこと・遅刻をしないこと・翻訳課題の提出・ディスカッション)50% 2. 翻訳文のクォリティー 50%。
◇履修要件・関連する授業:
初回に限らず、授業時間内におこなう課題を出す場合があるので辞書(電子機器推奨)は必携です。履修要件ではありませんが、翻訳技術演習IIb(日本語から英語への翻訳)を合わせて履修することが望ましい授業構成になっています。
◇授業についての問い合わせ:
メールでの質問などは常に受け付けます。連絡先: nakanishi.sumi@nagoya-u.jp

言語表現技術演習a
副題:Reading and Discussing Translation
担当教員:長畑明利(Akitoshi NAGAHATA)
開講時限:金曜3限(Fri, 3)
教室:文総623
◇目的・ねらい(Aims):
To develop skills of reading and discussing scholarly articles in English and of presenting one’s ideas orally in English. To learn about translation studies.
◇履修条件等(Prerequisites):
Being able to read and discuss scholarly articles in English.
◇講義内容(Course description):
In this course, participants will read and discuss essays about translation. Every week the participants will be assigned a scholarly article about translation, and one of the participants will be selected as the designated commentator for the week. He or she will write a position paper about the assigned article and post it to the class mailing list one day before the meeting of the class. The other participants will read the assigned text and the position paper before coming to the classroom. In the class the designated commentator will introduce the author of the article, give its summary and start a discussion by presenting his/her position orally.
  The articles to be discussed will be announced in the first meeting of the class. They will be mainly those collected in Lawrence Venuti, ed., The Translation Studies Reader, 2nd edition, and Mona Baker, ed, Critical Reader in Translation Studies.
 This class will be conducted in English. But if there is no G30 or NUPACE student in the participants, Japanese may be also used.
◇成績評価の方法(Evaluation criteria):
Class participation (10%), oral presentations and position papers (30%), a mid-term paper (30%), and a final paper (30%).
◇教科書(Textbooks):
TBA.
◇参考書(Additional material):
A list of reference texts will be provided on the class website or in the classroom.
◇注意事項:
Class HP:
http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures16/translation16/translation16.html
Office hour: By appointment. Contact the instructor by email.

通訳技術演習a
担当教員:中西 須美
開講時限:木曜4限
教室:文総623
◇目的・ねらい:
現代国際社会における高度専門職業としての通訳に必要な技術を習得することを目的とします。会議通訳者、官庁の通訳官、企業内通訳者、国際機関・地方自治体・NGO/NPO組織のバイリンガル・スタッフなど、将来、みなさんが通訳業務にたずさわるための基礎力を養い、実践力を身につけるために、次のような能力の向上を目標とします。
1. 多様なトピックの英語スピーチを正確に聴きやすく日本語通訳すること。
2. 逐次通訳と同時通訳のためのトレーニングを通し、英語の応用力だけでなく、日本語の語彙や表現力をもレベルアップすること。
3. 通訳者になるための研鑽を通し、異文化交流の担い手となること。
◇授業内容
この授業では、主に英語から日本語への通訳演習を行います。通訳の基礎的な訓練のための速読、パラグラフ・サマリー、チャンキング、サイト・トランスレーション、テクニカルタームのクイックレスポンス、シャドーイング、リプロダクションなどを経て、逐次通訳を中心に演習を行い、ウィスパリングや同時通訳にも挑戦します。授業は以下のように進めます。
1. 初回の授業では、ペアを組み、それぞれ数分間程度の簡単な逐次通訳をクラス全員の前でおこないます。携帯可能な英和辞書または辞書機能のある電子機器、メモ用の筆記用具を持参して下さい。
2. 第2回以降の授業計画については初回の授業で説明します。
3. 原稿のあるスピーチ、音声のみで原稿無し、原稿があってもスピーカーが原稿に無いことをアドリブで話す、または原稿の一部を予告無しに飛ばして話すなど、通訳現場のリアリティを取り入れたさまざまな状況下での通訳に挑戦します。同時通訳システムを利用する授業があります。
◇授業期間中の課題・宿題等
原則として、翌週の授業のための準備にあたる宿題があります。配布されたプリントの学習、通訳のための原稿作成、通訳準備に必要なリサーチなどが含まれます。
◇教科書・参考書等
教科書は特に定めず、さまざまな通訳者養成教材(テキスト/オーディオ/ヴィデオ)を使用する予定です。参考書は必要に応じて授業中に紹介します。
◇成績評価方法・基準
1.演習への積極性(出席・無断欠席をしないこと・遅刻をしないこと・通訳パフォーマンス)50%、 2.期末の同時通訳パフォーマンス 50%。
◇履修要件・関連する授業
履修要件ではありませんが、通訳技術演習b(主に日本語から英語への通訳)を合わせて履修することが望ましい授業構成になっています。
◇授業についての問い合わせ
メールでの質問などは常に受け付けます。連絡先: nakanishi.sumi@nagoya-u.jp

コミュニティー通訳特殊研究1
担当教員:水野 真木子
開講時限:集中講義
教室:後日連絡
◇目的・ねらい:
日本に滞在する外国人の数の増加とともに、司法、医療、教育などの現場で通訳するコミュニティー通訳の需要が増しています。この授業では、多文化共生という観点を中心に、コミュニティー通訳の特徴や意義について学んでいきます。また、音声教材やプリントを使用したトレーニングも盛り込み、司法や医療などの様々な場面で通訳するのに必要な技術の基本を身につけます。「内なる国際化」の進展のなかで異言語・異文化コミュニケーターとしての実践力を身につけるのがこの授業の目的です。 
◇授業内容:
(1)日本における在留外国人の状況と、コミュニケーションの仲立ちとしてのコミュニティー通訳の意義や特徴について学びます。 
(2)コミュニティー通訳に必要な能力や資質、そして順守すべき倫理について、学びます。 
(3)コミュニティー通訳者の教育や通訳者を使う側の注意点について考えます。 
(4)通訳スキルの基本であるラギング、シャドウイング、リテンションなどの練習をするとともに、司法、医療などの現場での通訳を想定したロールプレイやサイト・トランスレーション、メモ取りを含んだ逐次通訳の練習をします。 
◇教科書・参考書等:
教科書:水野真木子・内藤稔『コミュニティ通訳――多文化共生社会のコミュニケーション』みすず書房
◇授業期間中の課題・宿題等:
プリント教材のサイト・トランスレーションなどの宿題を出します。
◇成績評価方法・基準:
授業中に行う通訳のパフォーマンスと、最終日に行う授業内容の理解度を確認するための論述テストの結果を見て、総合的に判断します。
◇履修要件・関連する授業:
履修要件は特にありませんが、通訳に関する授業を履修しているのが望ましいです。
◇授業についての問い合わせ:
メールでの質問などは常に受けつけます。m-mizuno@kinjo-u.ac.jp


D

英語表現演習Ia
(今期は開講しない)

英語表現演習IIa
担当教員:Edward T. W. Haig
開講時限:水曜2限
教室:文総624
◇目的・ねらい:
授業を進めてゆくにあたり、主に4つの目的がある。1つ目は、学生の総合的な英語能力を高める。2つ目は、英字新聞・雑誌の読解およびテレビやラジオの英語放送を理解するのに必要な英語力を身につける。3つ目はパワーポイントを使用して英語で発表を行うのに十分なスキルを身につける。そして4つ目は、英語で自信を持って議論ができるようになる。
◇授業内容:
授業は上記4つの目的に沿って進められます。各授業において学生は総合英語を学ぶと同時に様々な角度から英語を使った実践を行う機会を持ちます。授業の前半は学生が英字新聞・雑誌の記事を読むあるいはテレビやラジオの英語放送を聴くなどのアクティビティが大半となります。これをふまえて、トピックにまつわる議論や読解・聞き取りをする上で留意すべき箇所についてグループで話し合います。授業の後半部分は、学生が各自選んだメディア関係のトピックについてパワーポイントを用い英語でプレゼンを行ってもらいます。クラス内での学習に加え、学生は下記2つを英語の学習に取り入れ積極的に活用できます。1つ目は多読文献資料。その数は実に豊富に取り揃えてあり、名古屋大学中央図書館にて開架されています。2つ目は、BBCのワールドサービスが提供するオンラインでの英語学習です。リンク→ http://www.bbc.co.uk/learningenglish
授業において使用される資料の難易度および上記4つの「授業のねらい」の重要度の高低など、進め方や内容の詳細は、先生と学生が各自の英語レベルに合わせ初回の授業で調整する。また学生ひとりひとりにおいて英語能力は異なるため授業は、全体、少人数グループ、個人など、様々な形態をとりながらすすめてゆく。
◇成績評価方法・基準:
出席率(10%)、授業でのアクティビティ・議論の積極的参加(30%)そしてパワーポイントでの発表(60%)。
◇教科書・参考文献等:
授業中に紹介する
◇履修要件・関連する授業:
原則として、授業は英語で行うものとする。本授業はメディアプロフェッショナルコースの「メディア英語」との合併授業である。

英語表現演習IIIa
副題:カナダ多文化主義分析論 / Multiculturalism in Canada: Histories, Debates, Representations
担当教員:Christopher J. Armstrong
開講時限:火曜2限
教室:文総623
◇目的・ねらい:
This course is designed to develop students’ academic writing, discussion and presentations skills through an exploration of contemporary Canadian cultures. In particular, the course aims to prepare students for the writing and presentation of short academic essays in the humanities and social sciences.
◇履修条件等:
Students should be functional in spoken and written English. Review of the styles and conventions of academic discussion, presentation and writing will be provided as needed.
◇講義内容:
Taking Canada’s official multiculturalism as a starting point, we shall discuss issues connected to historiography, national identity, multiculturalism, and issues of representation in contemporary media and cultural texts, including literature, film, and television. Course themes include aboriginal-Euro-Canadian relations, French-English relations, immigration in the twentieth century, English-Canadian identity, and multiculturalism as ideology, policy, and practice.
◇成績評価の方法:
Preparation and Preparation: 30%
Each week, students will prepare oral or written responses to assigned readings. Students should become familiar with the relevant background materials and be ready to engage in critical and theoretical discussions of the issues at hand.

Presentations, Writing Activities and Essay: 70%
The main projects in the course will be one or more short presentations, followed a formal academic presentation and a research essay based on the presentation. Through various oral and written tasks, we will focus on developing skills for critical analysis, graduate-level writing and presentations in academic settings.
◇教科書・参考書等:
A list of readings and research resources will be distributed after consultation with students. All reading materials will be provided by the instructor. Students may consult the course homepage https://multcan.wordpress.com/ for further details and a list of online and print resources.
◇注意事項:
Students are expected to prepare for each class by doing the relevant background research on their own, in addition to preparing their responses to the assigned readings.

英語表現演習IVa
担当教員:Jeremy Cross
開講時限:木曜4限
教室:文総522
◇目的・ねらい:
To explore L2 learning from the perspective of sociocultural theory.
◇履修条件等:
You need to be at least an advanced learner of English to fully participate and benefit from this class.
◇授業内容:
We will focus on principles of sociocultural theory. The course will include an overview of sociocultural theory, and explore the major aspects of the theory, including activity theory, inner/private speech and the zone of proximal development through related research.
◇成績評価方法・基準:
Attendance, participation, essay assignment, preparedness for lessons and presentations.
◇教科書・参考文献等:
Journal articles provided.
◇履修要件・関連する授業:
Students are expected to complete the assigned reading before each lesson. In class, students are expected to engage in small-group discussions based on what they have read. A different group member will prepare discussion questions, lead the discussion each week, and present discussion outcomes to the rest of the class

英語表現演習Va

(今期は開講しない)

E

英語学術論文演習a
担当教員:Andriy Ivanchenko
開講時限:火曜5限
教室:文総609
◇目的・ねらい:
1. To help students conduct Master’s level research by exploring methodologies, approaches and data collection methods.
2. To encourage students to read, analyze and discuss academic writings in their respective fields.
3. To help students improve their academic writing skills, with specific emphasis on style and clarity.
4. To give students opportunities to present their research orally.
◇履修条件等:
This class is conducted entirely in English.
◇授業内容:
This is a practical course for students in the initial stages of their Master’s level research. In this course, students will consider issues related to their research including the formulation of research questions, research design, data collection and analysis. Students will be provided with ample opportunities to improve their academic writing skills by writing on these aspects of their research in a thesis chapter format. Students will be encouraged to present their research to their peers, participate in group discussions and give feedback.
◇成績評価方法・基準:
Portfolio: 70%
Discussions and oral presentations: 30%
Students’ portfolios will comprise written tasks given throughout the semester. These writing samples may eventually contribute to the students’ own Master’s theses.
◇教科書:
Required: How to Do your Research Project: A Guide for Students in Education and Applied Social Sciences (2013) by Gary Thomas, SAGE Publications.


(last updated: 2016.3.27)

>>2016年後期講義題目一覧へ