国民の祝日の一つ。五月五日。言葉とおり子供が主役の日であって、親は子供たちにプレゼントをしたり、遊園地に行って子供を思いっきり遊ばせます。3月3日の「ひな祭り」は女の子のお祝いの日なので、5月5日は男の子のお祝いの日でもあります。この日は男の子が元気に成長することを祈った色々なお祝いの仕方があります。男の子がいる家では、庭に鯉のぼりを立てたり、部屋に昔の武士が頭にかぶっていた「兜(かぶと)」というものを飾ったり、武士の人形を飾ったりします。
紙や布で鯉(こい)という魚の形を作り、子供の日に男の子のいる家の庭にたてる飾りのこと。鯉は日本の寺の庭にある池でよく見ることができる魚で、いろんな色があり、美しく育てられた鯉は大変高価です。鯉のぼりは、もともと中国で昔から信じられてきたことから始まりました。それは、鯉が中国の黄河(こうが)という川をどんどん上流へ上って行くと、強い竜(りゅう)に変化するという言い伝えです。そこから、男の子に強くてどんどん出世(しゅっせ)する大人になってほしいというねがいをこめて大きな鯉を飾るようになりました。
今どきの鯉のぼり
各家の庭にできるだけ大きくてきれいな鯉のぼりをたくさん飾ることが喜ばれますが、最近は庭のないアパートやマンションに住む人も多いので、ベランダに飾ることのできる小さな鯉のぼりをよく見かけます。
子供の日に食べる特別のお菓子。米の粉(こな)からできた皮で小豆(あずき)の餡(あん)を包み、さらに柏(かしわ)という木の葉で包むのがふつうです。味噌(みそ)の餡(あん)を使う地方もあります。
米やもち米の粉から餅を作って、笹(ささ)の葉などで細長い三角形に巻いたお菓子です。餡(あん)が入っていないので、柏餅よりシンプルです。柏餅もちまきも子供の日にスーパーなどで売っていて、男の子のいない家でも食べます。