2)頂いた物には「お返し」をするという習慣がある。
ここでの「返す」は「返却」、「恩を返す」ではない。
 
日本人は、他人から何かをもらったり、何かをしてもらったときに「お返し」をすることを
大変重視する考えを持っている。「お返し」をすることは必ずしも義務ではないが、感謝の
気持ちを表すのに一番わかりやすい方法だと考える人が多いのだろう。
結婚祝い」や「葬儀の香典」などをもらった時には「お返し」をするものだと決まっているし、
日常生活の中でも手伝ってもらったり、旅行のお土産などをもらったら、他の機会に相手を
手伝ったり、自分が旅行に行ったときにお土産を買ってくるなど、ちょっとした形で「お返し」を
することが多い。
「お返し」をしなくても文句を言う人はいないが、もらいっぱなしは良くないことを覚えておくと
日本での生活に大変役に立つだろう。
また,「ただより高いものはない」という考えもあるようである。これも「お礼」が変容した
パターンである。



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