専任の教員は、スペイン語・ポルトガル語圏における文化史および哲学思想史を専門とする水戸博之、ICT 利用英語教育を専門とする尾関修治、アメリカ文学・文化を専門とする長畑明利、合衆国を主な対象とする社会史を専門とする中野由美子の4人です。「中南米言語表現論演習」(水戸)、「言語文化情報論」(尾関)、「現代アメリカ文化論」(長畑)、「現代アメリカ社会史特論」(中野)および「社会言語学入門 a, b」(モリタ)を当講座の授業として開講しています。(関連する他講座・他専攻の授業も受講できます。)
* Killing the Father: Form and Meaning in the Doors' "The End" and Coppola's Apoclypse Now
* Los desplazados forzados internos: Un aspecto del conflicto armado en Colombia en los noventas
* Type of Community in Mexico City and Its Functions
* Imagery of the Circulation: Fusion of Buddhism and Ecology in the Works of Gary Snyder
* Fathers and Sons: An Analysis of Bernard Malamud's The Assistant and Paul Auster's Moon Palace
* Images of American Family in the Media Coverage of the Clinton-Lewinsky Scandal: The Case of Boston Globe and Boston Herald
* Um Estudo sobre o Desenvolvimento do Boi-Bumba em Duas Cidades Amazonicas
* Aspects of Sexuality in Hemingway’s Works Jack Kerouac's Quest for Transcendence and Its Influence on Rock Music
* Aldo Leopold's Environmental Ethic and Its Influence on Educational
Practice in the United States
* An Analysis of Nancy Cunard's Route to an Anthology Negro
・博士論文:「ディケンズの歴史観」「映画における超越の表象」「ゴンクール兄弟の十八世紀崇拝と近代性」「国家社会主義ドイツにおける「社会的」租税政策としての所得税制」「中国と日本における『椿姫』翻訳の比較研究」「ノヴァーリスの幻創論」「初級学習者を対象とした L3 としてのドイツ語格習得に関する実証的研究」「Re-marking the Boundaries: Towards Subversion of the Mechanism of Discourses Producing and Reproducing Social Discrimination」
o 根本峻瑠(M 1)
19世紀のハプスブルク君主国における諸民族の民族主義と言語・文化現象について興味があります。チェコ民族復興運動を中心に、ハンガリーやスロバキア、旧ユーゴ諸国にも目を向けながら、彼らがいかに民族としてのアイデンティティを確立していったのか研究しようと思っています。
o 橋本亜季(M 1)
ドイツ、バイエルン州の古都、レーゲンスブルクの都市文化に興味があります。ローマ帝国の影響を受けたこの街の発展と、その際誕生した大衆文化について、一定の時代に焦点を当てて研究していきたいと思います。またその中で、16世紀から19世紀のTurn und Taxis家が、レーゲンスブルクから発展させた、ドイツの郵便制度についても取り上げていきたいと思います。
o 福永堅吾(M 1)
視覚文化に興味があり、演劇、美術をはじめ、コレクションをも視覚文化として捉えて勉強しています。最近は特にバロック時代の文化に関心があります。「大世界劇場」(リヒャルト・アレヴィン)としてのバロック、その時代の視覚文化について(まだテーマは漠然としてますが)研究してゆきたいと思っています。
o 宮崎亜希子(M 1)
ヨーロッパにおける国家と地域・地域語の関係に興味があります。特に、歴史的にも言語的にも複雑な歴史を持ちながら、現在は統合の進む欧州政治の中心として国際都市の役割も担っているフランスのアルザス地方とその地域のことばであるアルザス語に焦点を当てて研究していきたいと考えています。
o 佐藤由希子(M 2)
John Constable や Joseph Mallord William Turner といった、イギリスの画家達が描いた風景画に興味があります。彼らがキャンパスに表現したイギリスの自然的・非自然的風景と、その時代背景をもとに人と自然の関係性、及び将来的エコ・クリティシズムについて研究したいと考えています。
o 船田枝里(M 2)
第二次世界大戦中、ナチスドイツに対するレジスタンス活動を行っていた学生集団「白バラ」についての研究をしています。戦争以前から国民のほとんどがナチスを支持していた当時のドイツで、彼らはなぜナチス打倒を呼びかけ続けることができたのかという点に非常に関心があります。また彼らは処刑される 1943年2月18日までどのような考えをもって政権に抵抗したかを明らかにするために、白バラメンバーそれぞれの思想を辿り、そこから人間の尊厳のある生活がいかに重要であるかを考察したいと考えています。
o 益倉紗穂(M 2)
ウィリアム・モリスについて研究しています。産業革命後、近代化していくイギリスを芸術的視点から批判したモリスの反近代的な思想に興味があります。モリスの考える理想の芸術とは、また何故反近代的な思想を持ったのか、というテーマを念頭において研究する予定です。主にモリスの著書『ユートピア便り』の田園型ユートピア思想を取り上げ研究しようと思っています。
o 米澤孝子(M 2)
19世紀前半のプロイセンに生きた女性ファニー・メンデルスゾーン・ヘンゼルについて研究したいと思っています。世界に名を知られたロマン派の作曲家フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディの姉として、弟と同じように才能に恵まれ、同様の教育を受け、500曲近くの作品を残しながら女性であるが故に世に出られなかった彼女の足枷となったものを家庭、地域、時代、宗教などから探ってみたいと思います。
o 白川 茜(D 1)
19世紀末から20世紀初頭に北部ドイツのヴォルプスヴェーデという芸術家村で活躍した画家ハインリヒ・フォーゲラーについて研究しています。とりわけユーゲントシュティールの思想・表現形式に大きな影響を受けている画家の人生の前半期に興味があり、該当時期の作品を通じて、彼の生きた世紀末ドイツの社会を解明していきたいと考えています。
o 松本靖彦(D 2)
断片的な特徴が「全体像」や「人物(character)」に膨らんでいく、というディケンズの想像力の働き方が、彼が若い頃に修得した速記に似ているなあ、と思いついてから、ここしばらくずっとそのことを研究してきました。思いはただひとつ。オリジナルな発想でディケンズを面白く読みたい。ただそれだけです。おかげさまで、科研費とれました!研究課題名は「ディケンズの速記的造形術とヴィクトリア朝文化」です。友人たちからは、まだ「速記」やってるの?と言われますが、「速記」そのものは勉強したことがありません。でも、最近手話はじめました。どうぞよろしくお願いします。
o アンドリィ・ポドリャカ(D 3)
Let me start my self-introduction with a name. I am Andrij Podoliaka. My father’s name is Victor, and for a native of Ukraine it means that I also have a middle name Victorovich. Being born in Ukraine I consider Ukrainian my native language. Still, because I was born during Soviet Union period most of my childhood and teenage years I spoke Russian or a mix of Russian and Ukrainian called Surgik on the local dialect, a peculiar linguistic entity full of irony and contradictions. I have been living in Japan for almost 5 years now, so eventually I managed to get along with conversations in Japanese, but writing with kanjis is still insurmountable. The themes I am interested in my studies now have to do with psychological and historical influences on symbolic constructions of myths as bases of cultural fields of meaning.
o 楊 韜 (D 3)
1930年代の上海におけるメディア空間を中心に研究しています。東西文明の坩堝である上海における多様性、異質性、境界性、融合性、流動性などについて、注目しています。上海メディア史以外に、近代ジャーナリズム史、知識人研究、広告研究などにも関心があります。