情報教育工学1(開放科目)は、国際言語文化研究科に設置されているビデオスタジオの設備を使い、ビデオ作品の制作のノウハウを学ぶ実習科目です。
簡単なビデオ作品を制作しますが、それに必要な関連知識の講義も行います。
全学教育の中では「開放科目」に位置付けられています。名古屋大学の学生・教職員ならだれでも受講できます。実際学部学生、大学院生に限らず、これまでには教官、技官の受講もあります。留学生の受講も毎年あります。受講申請方法は教養教育院発行の便覧等をご覧ください。
定員を25名程度としますので、受講希望者が多い場合は、第1回の授業で受講生の調整をします。それを考慮して受講計画を立ててください。
昨年度のカリキュラムを紹介しておきます。
1.0 基礎知識・関連知識
1.1 メディアの種類
1.1.1 放送系
1.1.1.1 不特定多数を対象
1.1.1.2 地上波
1.1.1.2.1 NHK
1.1.1.2.1.1 総合テレビ
1.1.1.2.1.2 教育テレビ
1.1.1.2.2 民放
1.1.1.2.2.1 ネットワーク
1.1.1.2.2.1.1 フジテレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、日本テレビ
1.1.1.3 衛星放送
1.1.1.3.1 後述
1.1.2 通信系
1.1.2.1 受け手を特定
1.1.2.2 CATV
1.1.2.2.1 後述
1.1.2.3 通信衛星
1.1.3 パッケージ系
1.1.3.1 テープ
1.1.3.1.1 U-matic
1.1.3.1.2 β
1.1.3.1.3 VHS
1.1.3.1.3.1 Video Home System
1.1.3.1.4 8mm
1.1.3.2 ディスク
1.1.3.2.1 シングルCD,CD,CDV,LD
1.2 ビデオテープの記録方式
1.2.1 VHS
1.2.1.1 ノーマル
1.2.1.2 ステレオ
1.2.1.3 HQ
1.2.1.4 Hi-Fi
1.2.1.5 S-VHS
1.2.1.6 標準、3倍
1.2.1.6.1 できるだけ標準モードを使う
1.2.2 β
1.2.2.1 βI、βII、βIII
1.2.2.1.1 現在はβIIが標準
1.2.2.2 βIs
1.2.2.3 ED-β
1.3 プラグ、コネクタの種類
1.3.1 プラグとジャック
1.3.2 ミニプラグ、モノとステレオ
1.3.3 標準プラグ、モノとステレオ
1.3.4 ピンプラグ
1.3.5 キヤノンコネクタ
1.3.6 BNCコネクタ
1.3.7 M型コネクタ
1.4 結線の仕方
1.4.1 映像(黄色)又はS端子,音声1ch左(白色),音声2ch右(赤色)
1.5 世界のカラー方式
1.5.1 NTSC(エヌティーエスシー)
1.5.1.1 National Television System Committee
1.5.1.2 日本、アメリカ、韓国、
1.5.2 PAL(パル)
1.5.2.1 Phase Alternation by Line
1.5.2.2 中国、イギリス、旧西ドイツ、タイ
1.5.3 SECAM(セカム)
1.5.3.1 S駲uentiel Couleur ヒ M士oire
1.5.3.2 フランス、旧ソ連、旧東ドイツ、
1.5.4 3大方式
1.5.4.1 技術開発、政治的、歴史的な事情
1.5.4.2 他方式の機材では録再不可(互換性なし)
1.5.4.3 各方式間のダビング不可
1.5.4.4 マルチ方式VTR・モニタを使う
1.5.4.5 変換器内蔵のVTRを使う(ダビング可)
1.5.4.6 ピクチャー
1.6 ニューメディア
1.6.1 衛星放送
1.6.1.1 Broadcasting Satellite
1.6.1.2 赤道上空3万6,000kmの放送衛星で中継
1.6.1.3 パラボラアンテナで受信
1.6.1.4 当初の目的は、難視聴の解消
1.6.1.5 現在は、他チャンネル化の一環
1.6.1.5.1 NHK衛星第1、NHK衛星第2、WOWOW
1.6.2 CATV
1.6.2.1 CAble TV,Common Antenna TV,Community Antenna TV
1.6.2.2 難視聴の解消
1.6.2.3 双方向通信機能
1.6.2.4 都市型CATV
1.6.2.5 地域型CATV
1.6.3 文字多重放送
1.6.3.1 Teletext
1.6.4 キャプションシステム
1.6.4.1 Caption System
1.6.4.2 聴覚障害者向け
1.6.5 ビデオテックス
1.6.5.1 Videotex
1.6.5.2 キャプテンシステム
1.6.5.2.1 Caracter And Pattern Telephone Access Information
System
1.6.6 ハイビジョン
1.6.6.1 Hi-Definition TV
1.6.6.2 9:16
1.6.7 マルチメディア
1.6.7.1 Multi-Media
1.7 トラブルシューティング(再生編)
1.7.1 考えられる原因は4つ
1.7.1.1 テープ
1.7.1.2 デッキ
1.7.1.3 接続
1.7.1.4 モニタ
1.7.2 画が出ない
1.7.3 画が汚い
1.7.3.1 テープの変質
1.7.3.1.1 カビ
1.7.3.1.2 変形
1.7.3.1.3 テープの保存環境
1.7.3.1.3.1 温度15〜27度、湿度40〜60%
1.7.3.1.3.2 保存するときは、均一な力で巻き取る
1.7.3.1.3.3 立て積みにする
1.7.3.1.3.4 外部磁界から離す
1.7.3.1.3.5 磁気面に手を触れない
1.7.4 色がおかしい
1.7.5 音が出ない、又は、小さい
1.7.5.1 TRの場合
1.7.6 音がおかしい
1.7.6.1 英語のはずなのに、日本語が聞こえる
1.7.6.2 英語と日本語が混ざって聞こえる
1.7.7 ダビングできない
2.0 撮影
2.1 カメラワーク
2.1.1 ショットサイズ
2.1.2 カメラアングル
2.1.3 カメラ操作
2.1.3.1 フォーカス
2.1.3.2 フィックス、フォロー
2.1.3.3 パン、チルト
2.1.3.4 ズーム、ドリー
2.1.4 画面構成
2.1.4.1 バランス
2.1.4.2 目線
2.1.4.3 頭あけ
2.1.4.4 背景
2.2 スタジオ撮り
2.2.1 スタジオの使い方
2.3 ロケーション
2.3.1 下見
2.3.1.1 許可
2.3.1.2 カメラ位置
2.3.1.3 光
2.3.2 準備
2.3.2.1 機材
2.3.2.1.1
カメラ、三脚、バッテリー、テープ、ACアダプター、コード類、イヤホン
2.3.2.2 試し撮り
2.4 テクニック
2.4.1 複数のカメラ
2.5 トラブルシューティング(撮影編)
2.5.1 録画できない
2.5.2 画が汚い
2.5.3 音が入らない
2.5.4 顔が真黒
3.0 音声
3.1 マイクの種類
3.1.1 指向性
3.1.1.1 無指向性、単一指向性、双指向性、超指向性
3.1.2 構造
3.1.2.1 ダイナミックマイク、コンデンサーマイク
3.2 現場音
3.2.1 内蔵マイクと外部マイク
3.3 レベル調整
3.4 ナレーション
3.5 BGM
4.0 編集
4.1 編集の意義
4.2 簡易編集
4.2.1 Deck to Deckの編集
4.2.2 アフレコ
4.2.2.1 アフレコとアテレコ
4.3 電子編集
4.3.1 テープの構造
4.3.2 アセンブル編集
4.3.3 インサート編集
4.3.4 編集機の操作
4.4 編集のテクニック
4.4.1 場面のつなぎ方
4.5 特殊効果
4.5.1 場面つなぎ
4.5.1.1 カットイン、カットアウト
4.5.1.2 ワイプ
4.5.1.3 ディゾルブ
4.5.1.4 フェードイン、フェードアウト
4.5.1.5 フォーカスイン、フォーカスアウト
4.5.2 スーパーインポーズ
4.5.3 クロマキー
5.0 制作の実際
5.1 企画
5.2 役割分担
5.3 制作の手順
6.0 その他 必要に応じて説明
6.1 フリップ
6.1.1 オンエアゾーン、セーフティーゾーン
6.1.1.1 3:4
6.2 色温度
6.3 上手・下手