個人主義は経済発展の賜物なのか:
マセイスの<両替商>への歴史的接近
2002年4月22日
鈴木繁夫
小農 peasant =農村に住み、小規模農業家ないしは肉体労働者として土地を耕し、生計を立てている者
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小農社会 |
刺激 |
工業国家 |
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閉鎖的でまとまった共同体 |
@市場拡大 A新大陸発見 B親族きずなの緩み |
流動的な開かれた社会95 |
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東欧・ゲルマン型68ß 小農社会 àイングランド型 |
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世帯に、所有は属する。 個人は、財産の管理者にすぎない |
( 1 )に、所有は属する ( 2 )は、個人間で分割しうるものである。 世帯は、分散しうるものである。 |
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労働は家族の共同によって行われる |
( 3 )労働は許される |
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生産物は家族内で消費される |
生産物は( 4 )として出荷される |
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貨幣は家に退蔵する41 |
貨幣は( 4 )売買の手段として( 5 )する |
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土地は、神聖視され、売却の対象とならない。 |
土地は、( 4 )であり、( 6 )の対象である。108/115 |
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家父長の権力が大きい。47 |
家父長が( 2 )権を握っているが、家族ひとりひとりの自由を束縛できない。 |
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結婚は、両親・親族によって決定される。49 |
( 1 )が配偶者を選択し、恋愛結婚が許される。à夫婦愛 |
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血縁の靭帯 |
( 7 )家族123 |
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女性は男性にたいして従属的な地位にいる。219 |
女性は男性と( 8 )の前において平等である。 |
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村落構成は、多数の独立した小土地所有者からなり、不平等感が少ない。à共同体の均質化と安定 |
村落は人の出入りが激しい。 |
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共同体は自給自足の( 9 )になっている。55 |
村落は他地域との交流がある。 |
関係主義à社会・文化・歴史の要因が普遍的レベルでどう関係しているかを問う。
(1)AからBへ、そしてCへ
原始共産制à古代奴隷制à中世封建制à近代資本主義社会
「資本主義社会の経済構造は、封建社会の経済構造から生まれてきたのであり、この封建社会の経済構造が解体することによって、資本主義社会経済構造を成り立たせる要素を解き放った。」(マルクス『資本論』)à私的所有権
(2)人類普遍の空間のパラダイム
個人主義à人間(主体)=世界の中心+世界の能動的形成者
ルター(古プロテスタンティズム)→カルヴァン(預定説と《救いの確かさ》)
人間は「すべて同じ運命をもって創造されたのではない。すなわち、ある者は永遠の生命に、ある者は劫罰にあらかじめ定められている」(『キリスト教綱要』)。
「神はあらゆる人々の功績を予見し、それに則り、人々を差別したまう。しかれば神は御心のままにご自身の恩寵にふさわしい予知したまうものを世継ぎとして選び、その本性が邪悪と不敬虔に傾くと認めたまう者を劫罰に委ねたまうと、あまねく信じられている」(『キリスト教綱要』)。
「我々の父たちは、今日我々が鋳造して用いるようになった「個人主義」という言葉をもっていなかった。というのは、父たちの時代には、集団に属せず、自分を絶対にひとりだと見なすような個人は、実際に存在しなかったからである。当時のフランス社会を構成していた無数の小集団は、ただ自分たちのことだけを考えていた。こう表現してよければ、それはいわば集団個人主義individualisme collectiveであった。この集団個人主義が今日ある真の個人主義に魂を準備したのである。」(フランスの政治評論家トクヴィル)
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