
心の一致のシンボル。
エンブレム38
カラスの生活が示す心の一致はすばらしい。
相互の信頼は清純のまま保たれている。
この鳥たちが錫杖を管理するのは、いうまでもなく、
あらゆる支配者は臣民の意見の一致しだいで失脚もすれば存続もするためだ。
もしも社会からその一致を取り去るなら、まっさきに不調和が
飛んできて、王の命運を失墜させる。

心の一致
エンブレム39
ローマが内乱に備えて指導者を準備し、
マールスの地が武力によって崩れようとしていたとき、
同一地域に集合している軍団同士は、奉納品として
右手を差し出し互いに握りあうのが慣習であった。
これは、同盟の美しい姿。愛によって結びつく者同士のように、
手もまた握りあう、この印こそ<心の一致>をあらわす。

敵に勝つ心の一致
エンブレム40
三頭三身の兄弟には心の一致、お互い同士の深い敬愛、
そして一つに結ばれた愛があったので、
人間の力によっては征服されないこの三兄弟は、ゲーリュオーンという
一つの名前で呼ばれ、広大な領地を治めていた。

一人ではなにもできないが、二人では多くのことが可能。
エンブレム41
ラーエルテースの息子をテューデウスの息子といっしょに
この蜜蝋板にゼナーリスの巧みな手が描いた。
こちらの息子は力にひいで、こちらの息子は才覚に抜きんでているのだが、
それぞれ相手の助けを必要としている。
二人が結びつくと、勝利は確実。
頭だけあっても、ただ右手だけでも、人の役には立たない。

きわめて堅固なものは根こそぎされない。
エンブレム42
野蛮なトルコよ、たとえ父オーケアノスが波という波をたてようとも、
また、たとえおまえがダニューブ河をみな飲みほすとも、
おまえが国境をこなごなに砕いて侵略することはないだろう。カルル皇帝が
人民に戦争の合図を送るかぎりは。
ちょうど、たとえ風が枯れた葉を揺り動かそうとも、
聖なるオークは堅固な根によって立つように。