<方向> を表す「へ」(─→---) 、 <着点> を表す「に」(─→●)

図1 松下電工の広告(2003年)
● 実験
図1の広告コピーを「〜私に」、「〜私へ」の二つ用意し、それぞれ日本語母語話者50人に、後に続く述語を答えてもらった。
(1) もっともっと、まぶしい私へ( )。(松下電工)
…変わる:15人(30%)、変わろう:6人(12%)、近づく、変身する:各3人(6%)、生まれ変わる、なろう、なっていく、向かって:各2人(4%)、なる、なれる、なりたい、なれ、なった、なるかも、変身する、移行する、向かおう、進む、一歩進む、近づいて、挑戦する、変えてくれる、送りたい:各1人(2%)
(2) もっともっと、まぶしい私に( )。(松下電工)
…なる:23人(46%)、なりたい、なろう:各7人(14%)、なれる:3人(6%)、変わる:2人(4%)、なってみせる、なあれ、生まれ変わる、チャレンジ、出会う、恋して、見とれなさい、送る:各1人(2%)
結果 「〜私へ」→「変わる」が連想されやすい〈方向〉(─→---)
「〜私に」→「なる」が連想されやすい 〈着点〉(─→●)